夜のつづき。

想いを残す、それだけの場所です。

思い込みとか常識とかそういうもの

日本や韓国はお年寄りを労わるように自然と教育されているけれど、小さい子どもや若者を優先してあげるという文化の国もあるらしい。

私の当たり前は誰かの当たり前ではないということに、大人になってから少しずつ気がついていくこの頃。

 

自分に当てはまらなかったことも、少しは立ち止まるけれど、そのあとには尊重できるようになったら平和な世界になるのだろうな。

 

そういいつつも、今日もちょっとしたことで「??」の気持ちを抱いてしまうこと数回。

常識、だとか、当然、だとか、そういう言葉に囲まれて生きてきた人にとっては、大らかな気持ちで人の挙動を受け入れることが本当にとてつもなく難しい。育った環境って本当にずーっと影響するんだな。

 

いつか、そんな呪縛から解き放たれたい。

そう、強く思った秋の気配の夜。

 

 

深夜に徘徊

天気が良すぎて、ちょっと気後れするような眩しい昼間の世界がたまに煩わしくなることありますよね。


今日の天気がまさにそれ。

セミが元気に声を張り上げて、青空の奥の奥まで突き抜けるような陽気な大合唱の中、


あー。梅雨が恋しい


と1人げんなりしていました。

これで好きなように外出できるのであればそれは最高なんだけど、今、この状況では全然嬉しくない。


今この時間、深夜帯の涼しさやしっとり感がやっぱりちょうどいいんだな。


明日も、晴れがましい1日がその名の通り始まります。精一杯(笑)うんざりしないように努めていきます!




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ひとそれぞれ


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誰にも見られていないのに元気に生える雑草を見たら、少し元気になりました。


前の記事にも書きましたが、何があったのかはその人にしかわからないってこと。


人に胸の内を打ち明けられる人もいれば、ずっと、もしかすると死ぬまで、誰にも打ち明けられない人だっている。


みんな大なり小なり日々事件があって、思うことあり、人知れず解決したり、ずっと影のように足元に引きずっていたり、そうして、「ひとそれぞれ」生きている。


重荷を分け合える誰かがいる人。

分割できない固い岩のような重荷を解けぬロープで背負い込んでいる人もいる。


誰にも言えなくてもいいから、周りにたくさん逃げ場があるといいな、と思います。


全く違う顔をできる友達がいたり、一人で気軽に立ち寄れるごはん屋さんや、余計なお世話をせず、お酒を出してくれる寛げる居酒屋さんとか。たまに甘えられる先輩や後輩も。


ずっと連絡をしなくてもたまにふとメールをくれる誰か、とか。もうしわけないと思わずに、委ねてみるのもいいものです。


頼る、頼られる。

「ひとそれぞれ」

あっていいのではないかな。

誰かの申しわけなさは、誰かにとっていつかの恩返しの機会になったり、そんなこともありますし。



雨天続きの晴れ間

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この頃の雨天続きで心がなんとなく鬱々としていて、さらに訃報が入り地球の裏側まで気持ちが落ち込みました。


男の子がいたら、ハルマという名前がいいな、素敵だな、大雨に降られた時の晴れ間のような、そんな人になったらいい。


そうだ、晴れ間と書いて、「晴間」。

ハルマ。


そんな未来の子どもにつけたい名前のきっかけとなった三浦春馬さんが、亡くなりました。

初めてしっかり作品を観たのは、小栗旬さんが素晴らしいという評判を耳にして観た、クローズゼロ。

美藤というキャラクターを演じた三浦さんがとりわけ印象に残り、新しい石鹸をおろすときのような、ありがたくて幸せな何かのような...

これからもこの才能溢れた俳優を見続けられる!という嬉しさでワクワクしたことを思い出します。


そこから全ての映像作品を追いかけ、舞台をやるようになれば観劇に行き、


「やっぱりこの人は凄い!もっともっと観たい!」


そう強く思いながら、出演作を楽しみにしていました。

これからどんどん仕事が入って、そして作品を経ていくごとに色んな顔を見せてくれるのだろう、同じ時代に素晴らしい俳優と出会えた。

そう思っていた矢先。


まるで物語の中の出来事のようなニュース。さらに一日経っても全く現実味のない記事。


何があったのかは、ご本人にしかわからないこと。下世話な憶測で彼の名前が汚れるようなことのないよう、ご家族の皆さまの悲しみに静かに無言で、労りの気持ちを寄せる人が多いようにと、祈るばかりです。


雨が降って、束の間晴れ間が見えるたびに、彼のことを思い出すことでしょう。

雨上がりの晴れ間のような、そんな時間を天国で過ごしていることを願って止みません。


どうか、安らかに。